この記事では、ビンビンスイッチ風タイラバのヘッドをスライドさせるためのパーツだけを自作します。最初の試作品と後から変更した材料を分けて、写真と動画で作り方を紹介します。仕掛け全体の作り方・実釣結果は自作ビンビンスイッチ風タイラバの記事にまとめています。
ビンビンスイッチとは
ビンビンスイッチとは、ジャッカルからでているタイラバです。通常のタイラバ形状とは異なる独自の形状から、好釣果があると非常に人気となっているもの。
制作当時は人気すぎてなかなか商品が手に入らず、某フリマサイトなどでは高額転売も見かけました。
前回の記事ではビンビンスイッチを模倣して作ったビンビンNAGATCHを紹介した。

しかしこれではリーダーがジグのアイで擦れて早く傷んでしまう。
そこで、本家ビンビンスイッチのスライドパーツを作ってしまおうと考えた。
なんで自作するのか――コスパ比較
制作当時はスライドパーツ単体がなかなか見つからず、自作することにしました。1個あたり約40円というのは、当時購入したソリッドリング・スプリットリング・チューブを、それぞれ1個分に換算した合計の概算だった記憶です。
- メリット:① ライン保護でリーダーが長持ち ② 欠品を気にせず使える
自作後はリーダーの結び直し回数が減り、結果的に時短とコストダウンにつながった。
当時の具体的な購入価格・入数・送料・購入店は現在確認できません。現在も40円で作れるという意味ではなく、送料や工具などを含む現在の総費用でもありません。完成品一式と部品単体は比較対象が異なるため、単純な価格比較はできません。仕掛け全体の材料と費用は親記事の自作仕掛け全体の説明をご覧ください。
使用する部品
まず作るのはこれである

このパーツを作る。
用意するものはこちら

| 材料 | 用途 | 使用状況 |
|---|---|---|
| OWNER P-19 4.5mm(ソリッドリング) | スプリットリングと組み合わせるリング | 最初の試作品に使用 |
| DECOY GPリング #4 | 試作品のソリッドリングから変更 | 後から作った改良版に使用 |
| OWNER P-25 #5(スプリットリング) | ソリッドリングまたはGPリングと保護パイプを組み合わせる | 実使用。P-19とは別の役割の部品 |
| STARTライン保護パイプ | リーダーを通す部分の保護 | 実使用。約5mmにカット |
最初に作った仕様:ソリッドリングのOWNER P-19 4.5mmと、スプリットリングのOWNER P-25 #5、STARTライン保護パイプを組み合わせました。下の制作写真はこの試作品です。
後から変更した部分:ソリッドリングのOWNER P-19 4.5mmをDECOY GPリング #4へ変更し、僕の改良版として採用しました。P-25 #5はスプリットリングとして併用しています。両者の性能を比較検証したわけではありません。
以下は実際に使ったGPリング #4、スプリットリングのOWNER P-25 #5、STARTライン保護パイプです。販売先によっては商品検索画面が開くため、購入時は商品名とサイズを確認してください。
作り方
まずはソリッドリングとスプリットリングをつなげる
写真はOWNER P-19 4.5mmを使った最初の試作品です。作業に慣れた状態なら、1個約5分で製作できます。
以下、写真の順に進めます。

次にスプリットリングにタイラバ保護チューブを通す

次にチューブの端を炙る

次にチューブをカットする

STARTライン保護パイプは約5mmにカットしています。短めにカットする方が、使い勝手がいいです。ただし、後でまた炙らないといけないので、その分の長さは確保しておきます。
反対側も炙った画像がこちら

見た目はかなりそれっぽい

これがビンビンNAGATCHのスライドパーツだ。
出来上がったパーツのチューブにラインを通して、リーダーが金属部分へ直接擦れるのを避ける
このスライドパーツに接続するのはタイラバヘッドのみです。ネクタイ・フックは、通常のタイラバと同じようにリーダー側へ結びます。全部をスライドパーツへ取り付けるわけではありません。
失敗しないコツと安全対策
- ピンセットを使う
指でつまむと高確率で火傷。100 円ショップのピンセットで十分なので使用を推奨する。
まとめ
これだけでスライドパーツができるなんて。手持ちの材料を組み合わせて作れるのが、自作の面白いところです。
最初の試作品はOWNER P-19 4.5mmを使用し、後から作った改良版ではDECOY GPリング #4へ変更しました。写真の試作品と改良版では、このリングが異なります。
STARTライン保護パイプは約5mmにカットしています。
あとはライターで火傷しないように!
実際にこれを使って釣りに行ってみた。

撃沈した
いやまあ、この日はね、コンディションも良くなかったし。
スライドパーツは悪くないから。悪いのは腕かもしれない。たぶんそう。
僕が実釣で約2回使った範囲では、破損・抜け・変形はありませんでした。ただし、長期耐久性や純正同等の耐久性まで確認したわけではありません。
この日の釣行は上の通りでしたが、親記事で真鯛を釣った自作ビンビンスイッチ風タイラバにも、今回と同じ仕様のスライドパーツを使っています。仕掛け全体での実釣記録であり、このパーツだけで釣果が変わると確認したものではありません。
皆さんもぜひスライドパーツを作ってライバルに差をつけてはいかがだろうか。
