タイラバよりもTGベイト?
タイラバは落として巻くだけの簡単な釣りでありながら、カラーや重さ、巻きスピード、フォールスピード、ネクタイの形など、さまざまな要素が釣果に影響するといわれる。
その時の状況をみてさまざまな手法をこらしながらあの手この手で釣りをするのも楽しみの一つ。
しかし、時には思うように釣果が得られないこともある。魚が反応しない、食っても乗り切らない。そんな時、どうすればいいか?その救世主となる可能性があるのが、TGベイト。
TGベイトは、もはや餌と呼ばれるほどの革命アイテム。
TGベイトの使い方
ただ巻き
着底から巻くだけ。タイラバみたいな誘い方。主に鯛狙いは遅め、青物狙いは早めに巻く。
ストップアンドゴー
何回か巻いて止める、巻いて止めるを繰り返す。止めることで食わせの間をつくる。止めるのは1秒とか0.5秒くらいが多い。
ワンピッチジャーク
一回しゃくって一回巻く誘い方。最初は慣れない場合もあるが、慣れると簡単。
ハーフピッチジャーク
一回しゃくってリールを半回転する誘い方。ワンピッチよりも少し難しい。ワンピッチと織り交ぜながらやったりする。
フォール中のあたり
タイラバ同様、フォール中も気が抜けない。ゆらゆらと水平のままフォールしていく。テンションが抜けたり、ガツンときたり。めっちゃテンション上がる。
タングステンにより小さいシルエットを実現しており、小さいベイトなどを捕食している時なんかはめちゃくちゃ効果がある。
使用しているフックは「ダイワ(DAIWA) スーパーライトジギング用アシストフック」
フロントとリアにダブルのフックをつけることが多い。ただ巻きがメインなので。ただし、リアにもつけるとワンピッチジャークをしている時に、結構エビってしまうことがある。その時はリアを外したりもする。
実際に使ってみる
まずはタイラバからスタート。
いつも通りイグレイの鱗オレンジ。
早速ヒットするが
エソである。
こいつはガッカリ魚ランキングの上位に君臨する外道中の外道。
キングオブ外道といっても過言ではない。
強い引きで楽しませてくれるが、上がってきた途端に「お前か!」となる。一般成人男性の二人に一人はこのフレーズを発したことがあるだろう「エソかい!」と。
魚探の反応は?
きた。これは釣れるやつや。
と思いきや、タイラバに全く当たってこない。
しばらくするとベイトの群れに遭遇。
ここでTGベイトを投入!
ピンクシルバー45g
ヒット!!
きたきたぁ!!
エソかい!!
おまえか。ほんまにお前は。
ここからしばらく釣れず。
そしてタイラバに
キス。
またキス。
タイラバやで?キス2連チャンて・・・
そしてまたしてもヒット!いいひき!!
抜ける。この日はほんとにタイラバのかかりが悪い。
そしてタイラバで真鯛がまったく釣れないなか、ついにTGベイトに
きたっ!!
元気な真鯛!
TGベイトがしっかりとこの窮地を脱してくれた。
ありがとうTGベイト!
まとめ
TGベイトはマジで釣れる。タイラバで釣れない時につかってもいいけど、初めからTGベイトで釣るのも全然あり。
ジグで釣った時って、なんかめっちゃ楽しい。
タイラバが楽しくないわけではないけど、ジグはタイラバにはないワクワク感がある。
TGベイトはそんなワクワク感をぶち上げてくれる。
まだ使ったことがない人も、使ったことある人も、TGベイトはタックルボックスに必ず入れておいてほしい!