タイラバリールを最初の1台として選ぶなら、安くカウンター付きが欲しい人は紅牙X IC、カウンターなしでも軽さを優先する人は炎月BB、2万円前後で機能を重視する人は25紅牙RX IC 150Pが候補です。初心者が最初の1台を長く使うなら25炎月CT、巻き心地・剛性・長期使用を重視するなら25オシアコンクエストCTが向いています。
僕が実際に使用したのは19炎月CT 150HGと25オシアコンクエストCT 200HGです。25炎月CTを含むその他の機種は、メーカー公式仕様などをもとに比較しています。
この記事では、瀬戸内海の水深10〜50mを中心に、基本は60g、浅場やキャスティングでは45gのタイラバヘッドを使う前提で、7機種の違いを整理します。
結論|予算とカウンターの有無で選ぶ
- 安くカウンター付きが欲しい:紅牙X IC
- 安さと軽さを優先し、カウンターは不要:炎月BB
- 2万円前後でカウンター機能を重視:25紅牙RX IC 150P
- 初心者が最初の1台を長く使う:25炎月CT
- 巻き心地・剛性・長期使用を重視:25オシアコンクエストCT
25紅牙RX IC 150Pは予算を抑えながらカウンター機能をそろえたい人向けです。25炎月CTは価格が上がる代わりに、HG/PGを選べて、最初の1台を長く使いやすい標準候補です。
タイラバリールおすすめ7機種の比較表
価格帯は、2026年9月28日時点で記事内のRinkerに表示されていた実売価格をもとにした目安です。販売店や時期によって変わるため、購入前に各商品カードで最新価格を確認してください。
| 機種名 | 価格帯の目安 | カウンター | HG/PG | 自重 | 使用区分 | おすすめする人 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 紅牙X IC 詳細を見る | 1万円台前半 | あり | ギア比4.9 低速 | 240g | 仕様比較 | 安くカウンター付きが欲しい |
| 炎月BB 詳細を見る | 1万円台半ば | なし | PG/HG | 200g | 仕様比較 | 安さと軽さを優先したい |
| 25紅牙RX IC 150P 詳細を見る | 2万円前後 | あり | 150P ギア比5.5 | 235g | 仕様比較 | 低予算で機能を充実させたい |
| 25炎月CT 詳細を見る | 2万円台後半 | あり | PG/HG | 230g | 19炎月CT使用経験+25モデル仕様比較 | 最初の1台を長く使いたい |
| 23炎月プレミアム 詳細を見る | 3万円台前半 | あり | PG/HG | 220g | 仕様比較 | 軽さと巻き心地を重視したい |
| 26紅牙IC 150 詳細を見る | 3万円台後半 | あり | P/標準/H | 235g | 仕様比較 | ダイワの上位機種が欲しい |
| 25オシアコンクエストCT 詳細を見る | 5万円台後半 | あり | 200PG/MG/HG | 315g 200HG | 200HGを約1年使用 | 剛性・巻き心地・長期使用重視 |
購入前に決める3つの条件
1. 予算
1〜2万円台でもタイラバは十分に始められます。高価格帯ほど巻き心地や剛性、軽さなどの快適性が高くなりますが、価格差がそのまま釣果差になるわけではありません。
2. カウンターの有無
カウンターがあると、水深や底から巻き上げた距離、ヒットしたレンジを再現しやすくなります。魚探やラインの色分けで水深を判断できるなら、炎月BBのようなカウンターなしも選べます。
3. HG/PG
回収速度と手返しを重視するならHG、一定速度でゆっくり巻きたいならPGが基本です。瀬戸内海の水深15〜50mを中心に釣る僕は、手返しを重視してHGを使っています。
最安のカウンター付き|紅牙X IC
紅牙X ICは、できるだけ予算を抑えながらカウンター付きを選びたい人向けの入門機です。
おすすめする人:安くカウンター付きを買いたい人、ゆっくり一定速度で巻きたい人、回収速度をそれほど重視しない人。
自重240g、ギア比4.9、ハンドル1回転あたりの巻き取り長は54cmです。100mmのダブルハンドルを備え、速く巻きすぎにくい設定です。
気になる点:HGモデルより回収に時間がかかります。また、メーカー公式の機能一覧ではドラグ引き出し音が明記されていません。
使用区分:実使用ではなく、メーカー公式仕様をもとに比較しています。
カウンターなしで軽量|炎月BB
炎月BBは、カウンターを省き、安さ・軽さ・基本性能を重視したタイラバ専用リールです。
おすすめする人:カウンターが不要な人、軽いリールが欲しい人、シンプルなタイラバ専用機を安く買いたい人。
自重は200g。PGとHGがあり、PGの最大巻き上げ長は55cm、HGは72cmです。HAGANEボディとレベルワインド連動を採用しています。
気になる点:カウンターがないため、初心者がヒットレンジや底から巻いた距離を把握する点ではカウンター付きより不利です。
使用区分:実使用ではなく、メーカー公式仕様をもとに比較しています。
2万円前後で機能重視|25紅牙RX IC 150P
25紅牙RX IC 150Pは、2万円前後でカウンター機能を充実させたい人向けです。予算を抑えながら必要な機能をそろえる候補として位置付けます。
おすすめする人:水深・巻き速度・落下速度を確認したい人、ドラグ音が欲しい人、低速寄りの巻きやすさを重視する人。
自重235g、ギア比5.5、巻き取り長62cmです。110mmのロングダブルハンドルとICカウンターを備え、巻き上げ速度と落下速度を数字で確認できます。
気になる点:150Pは低速寄りの設定で、HGのような素早い回収を重視する人には向きません。HG/PGを選び分けたい場合は25炎月CTが候補です。
使用区分:実使用ではなく、メーカー公式仕様をもとに比較しています。
初心者の標準候補|25炎月CT
25炎月CTは、最初の1台を長く使いたい初心者の標準候補です。カウンター機能とHG/PGの選択肢を両立しています。
おすすめする人:カウンターとドラグ音が欲しい人、フォール速度も調整したい人、価格と性能のバランスを重視する人。
自重230g。150HGは巻き取り長73cm、150PGは58cmです。巻き上げ距離アラーム、巻き上げ速度表示、フォールレバー、エキサイティングドラグサウンドを搭載しています。
気になる点:紅牙RX ICより価格は上がります。25炎月CTを僕自身が実釣で使用した評価ではなく、19炎月CTの使用経験と25モデルの公式仕様を分けて判断しています。
使用区分:19炎月CT 150HGは実際に使用しました。25炎月CTはメーカー仕様をもとに比較しています。
軽さと巻き心地重視|23炎月プレミアム
23炎月プレミアムは、炎月CTより軽さと巻き心地を高めた中上位モデルです。
おすすめする人:軽いカウンターリールが欲しい人、炎月CTより一段上の巻き心地を求める人、オシアコンクエストCTまでは必要ない人。
自重は220g。PGとHGがあり、マイクロモジュールギア、HAGANEボディ、フォールレバー、巻き上げ距離アラーム、ドラグサウンドを搭載しています。
気になる点:初心者が使う場合、炎月CTとの価格差ほど釣果に差が出るわけではありません。必要な機能は炎月CTにもそろっています。
使用区分:実使用ではなく、メーカー公式仕様をもとに比較しています。
ダイワ上位モデル|26紅牙IC 150
26紅牙IC 150は、ギア比の選択肢とロングハンドル、軽いアンダーキャストへの対応を重視する人向けのダイワ上位モデルです。
おすすめする人:ダイワの上位機種が欲しい人、巻き速度を細かく再現したい人、浅場で45gのタイラバを少し前方へ入れて探りたい人。
自重235g。ギア比4.8、6.3、7.1から選べ、130mmのロングハンドルとICカウンターを搭載しています。
気になる点:価格帯は炎月プレミアムに近くなります。軽さとダブルハンドルなら炎月プレミアム、ロングシングルハンドルとギア比の選択肢なら紅牙ICという分け方になります。
使用区分:実使用ではなく、メーカー公式仕様をもとに比較しています。
実際に1年使用|25オシアコンクエストCT

25オシアコンクエストCTは、巻き心地・剛性・所有感を重視し、良いリールを長く使いたい人向けのハイエンドモデルです。
おすすめする人:巻き心地を重視する人、タイラバとライトジギングを兼用したい人、価格より快適性と長期使用を優先する人。
僕は200HGを約1年間使用しています。自重315g、最大巻き上げ長78cmで、滑らかな巻き心地、ボディの剛性感、負荷がかかったときの安定感、ドラグ音に満足しています。
気になる点:炎月CTや炎月プレミアムより重く、価格も高めです。釣果だけを考えるなら、炎月CTや紅牙RX ICでも十分です。
使用区分:25オシアコンクエストCT 200HGを実際に約1年間使用しています。
タイラバリールに関するよくある質問
カウンターなしでもタイラバはできますか?
カウンターなしでも釣れます。魚探やラインの色分けで水深を判断できるなら炎月BBも候補です。底から巻いた距離やヒットレンジを簡単に再現したい初心者には、カウンター付きをおすすめします。
初心者はHGとPGのどちらがおすすめですか?
回収速度と手返しを重視するならHG、一定速度でゆっくり巻きたいならPGがおすすめです。どちらが釣れるというものではないため、自分が続けやすい巻き方で選びましょう。
PEラインは何号を何m巻けばいいですか?
瀬戸内海で最初の1台なら、PE0.8号を200m以上巻くと扱いやすいです。高切れやラインの劣化に備えられます。詳しくはタイラバPEライン0.6号と0.8号の比較で解説しています。
安いバス用ベイトリールでも代用できますか?
海水対応で必要な糸巻量があれば使用できる場合もあります。ただし、カウンター、ロングハンドル、細いPEラインへの対応、防錆性能を考えると、タイラバ用または船用リールの方が選びやすいです。
まとめ|迷った場合の最終的な選び方
タイラバリールは、高いほど真鯛が釣れる道具ではありません。予算、カウンターの有無、HG/PGの3条件から、自分が続けやすい1台を選びましょう。
リールを選んだあとは、ロッド、PEライン、リーダー、ヘッド、ネクタイなども確認しておきましょう。

