オシアコンクエストCTと炎月CTを比較|瀬戸内タイラバならどちらがおすすめ?

タイラバ

おそらく、日本国民であれば誰もが一度は迷ったことがあるこの問題、タイラバ用のリールを選ぶとき、「オシアコンクエストCTにするか、炎月CTにするか」問題です。

どちらもシマノのタイラバ向けリールで、カウンターもフォールレバーも付いています。なので、スペックだけ見ると「炎月CTで十分じゃない?」とも思いますし、実際に瀬戸内タイラバを始めるなら炎月CTはかなり現実的な選択肢です。

ただ、僕がゴムボートで香川県の瀬戸内海に出て、20mから60m前後のポイントを流している中で、シマノ オシアコンクエストCT 200HGを使っている理由もちゃんとあります。

この記事では、カタログスペックだけではなく、ミニボートで使うならどちらが扱いやすいか、初心者が買うならどちらが後悔しにくいかという目線で比較していきます。

先に僕の答えを言うと、瀬戸内タイラバ初心者は炎月CTでも十分です

瀬戸内タイラバをこれから始める人に聞かれたら、僕はまず「炎月CTで十分楽しめます」と答えると思います。

理由はシンプルで、瀬戸内タイラバに必要な機能がだいたい揃っているからです。カウンターで水深が分かる。フォールレバーで落ちるスピードを調整できる。ドラグ音も気持ちいい。性能不足で困る場面はそこまで多くありません。

最初の1台としてコスパ重視で選ぶなら、炎月CTはかなりちょうどいいリールです。

一方で、すでにタイラバにハマっている人、巻き感をかなり大事にしたい人、SLJやライトジギング寄りにも少し使いたい人なら、オシアコンクエストCTを選ぶ理由が出てきます。

オシアコンクエストCTと炎月CTのスペック比較

まずは、瀬戸内タイラバで候補になりやすい「オシアコンクエストCT 200HG」と「炎月CT 150HG」を比較してみます。

項目オシアコンクエストCT 200HG炎月CT 150HG
主な用途タイラバ、ライトジギング、根魚、タチウオなど幅広め近海タイラバ中心
ギア比6.57.3
最大巻上長78cm73cm
自重315g230g
最大ドラグ力7kg5kg
PE糸巻量1号400m、1.5号260m、2号200m0.8号400m、1号330m、1.5号200m
本体価格72,000円34,800円
向いている人巻き感、剛性感、所有感を重視したい人コスパよく瀬戸内タイラバを始めたい人

上記の本体価格はあくまでも定価であり、Amazonなどの通販サイトであればまだ安くなります。

シマノ 炎月CT 150HG Amazonで見る
シマノ オシアコンクエスト CT 200HG Amazonで見る

数字だけ見ると、炎月CTの軽さがかなり目立ちます。ゴムボートの上で1日巻き続けることを考えると、軽いリールは普通にありがたいです。

ただ、オシアコンクエストCTは重量があるぶん、巻いたときの安定感や剛性感があります。ここはスペック表だけでは分かりにくい部分です。

炎月CTが向いている人

タイラバをこれから始める人

炎月CTは、瀬戸内タイラバを始める人にかなり合っています。

タイラバは、落として、底を取って、一定速度で巻く釣りです。派手にしゃくる釣りではないので、まず大事なのは「今何mにいるか」「底から何m巻いたか」が分かることです。

カウンターがあると、たとえば水深40mで底から8m巻いたところでアタリが出た場合、次の流しでも同じレンジを狙いやすくなります。これは初心者ほど助かります。

カウンターなしでもタイラバはできます。でも、最初からカウンター付きにしておくと、釣れたときの再現がしやすくなります。

予算をロッドやタイラバヘッドにも回したい人

タイラバはリールだけで完結しません。

ロッド、PEライン、リーダー、タイラバヘッド、ネクタイ、フック。さらにミニボートならライフジャケットや魚探、アンカー、予備燃料なども必要です。

リールに予算を使い切るより、全体のバランスを整えた方が釣行は快適になります。

たとえば、シマノ 炎月CT 150HGを選んで、浮いた予算でタイラバヘッド60g、80g、オレンジ系ネクタイ、予備フックを揃える。この方が、最初の釣行では困りにくいと思います。

タイラバ初心者の場合、リールだけ高くするより「底が取れるヘッドを複数持つ」方が助かる場面も多いです。

オシアコンクエストCTが向いている人

巻き心地を大事にしたい人

僕が使っているのは、シマノ オシアコンクエスト CT 200HGです。

正直、価格はかわいくありません。炎月CTと比べると、かなり気合いのいる買い物です。

それでも使っている理由は、巻き感がかなり気持ちいいからです。タイラバはずっと巻く釣りなので、巻いていて気持ちいいリールはそれだけで集中力が続きます。

瀬戸内で60g前後のヘッドを落として、底を取って、一定速度で巻く。これを何回も繰り返していると、リールの巻きの差はじわじわ効いてきます。

また、オシコンのドラグ音、通称エキサイティングドラグサウンドは、釣れた時の気持ちよさを倍増させてくれます。

炎月CTでももちろん釣りはできます。ただ、オシアコンクエストCTは巻いているときの滑らかさ、気持ちよさ、剛性感、安定感が一段上だと感じています。

フォールレバーはどちらにもあるけど、使い方が大事です

オシアコンクエストCTにも炎月CTにも、フォールレバーがあります。

フォールレバーは、タイラバを落とすときのスピードを調整する機能です。単にゆっくり落とすだけではなく、着底前の糸ふけを抑えたり、フォール中のアタリを拾いやすくしたりする使い方もできます。

僕の場合、フォールレバーは「落とすスピードを極端に変える」というより、着底の瞬間を分かりやすくするために使うことが多いです。

タイラバは、着底してすぐ巻き始めるタッチアンドゴーがかなり大事です。着底後にラインがたるんでいると、最初の数巻きがもたつきます。

そこで少しフォールにブレーキをかけておくと、糸ふけが出にくく、底に着いた瞬間に巻きへ移りやすくなります。

瀬戸内タイラバなら番手はどう選ぶ?

香川県周辺の瀬戸内タイラバでは、水深10mから50m前後を流すことが多いです。

僕がよく使うヘッドは60g中心。それ以外はほとんど使用しません。(あくまでもながたさん家のさかなつりではです。)

この前提なら、炎月CTは150番で十分扱いやすいです。PE0.8号を200m巻いておけば、通常の瀬戸内タイラバでは大きく困りにくいと思います。

オシアコンクエストCTなら200番が使いやすいです。少し大きく重くなりますが、糸巻量やパワーに余裕があります。青物が混じる可能性がある日や、ライトジギングにも少し使いたいなら安心感があります。

ミニボートで使うなら、軽さもかなり大事です

ゴムボートやミニボートは、思ったより釣り座が狭いです。

ロッドを置く場所、タモを置く場所、タイラバケース、魚探、バッテリー、撮影機材。気づけば船内がごちゃごちゃします。

そんな中で1日リールを持って巻き続けるなら、軽さは正義です。炎月CTの軽さはかなり魅力があります。

一方で、オシアコンクエストCTは重量があります。でも、その重さが悪いだけかというと、そうでもありません。ロッドとのバランスが合えば、巻いているときに安定します。

僕が使っているシマノ 炎月SS B610ML-S(Amazonで見る)との組み合わせでは、オシアコンクエストCT 200HGでも違和感なく使えています。

ただ、手首への負担を少しでも減らしたい人や、ひかみさんのように柔らかいロッドでゆっくり巻くスタイルなら、軽い炎月CTの方が楽に感じる場面もあると思います。

ながたさん家のさかなつりはこう選びます

僕なら、選び方はかなりはっきりしています。

タイプ選びたいリール理由
初めての瀬戸内タイラバ炎月CT必要な機能が揃っていて、予算を他の道具に回しやすい
タイラバを長く続けるつもりオシアコンクエストCT巻き感と剛性感がよく、所有感も高い
ミニボートで軽快に使いたい炎月CT軽さのメリットが大きい
ライトジギングにも少し使いたいオシアコンクエストCTパワーと糸巻量に余裕がある
予算を抑えたい炎月CT価格差が大きく、実釣に必要な性能は十分
巻き心地でテンションを上げたいオシアコンクエストCT巻いていて気持ちいい
ドラグ音でテンションを上げたいオシアコンクエストCT公式発表のエキサイティングドラグサウンドが気持ち良すぎる

僕自身はオシアコンクエストCTを使っていますが、全員に「こっちを買った方がいい」とは言いません。

特にタイラバを始めたばかりの人なら、炎月CTを選んで、そのぶんロッドやライン、ヘッド、ネクタイをきちんと揃えた方が満足度は高いと思います。

オシアコンクエストCTは、必要だから買うというより「もっと気持ちよくタイラバをしたい」人が選ぶリールです。

どちらを選んでも、PEラインとリーダーはきちんと合わせたい

リール選びと同じくらい大事なのが、ラインセッティングです。

瀬戸内タイラバなら、僕はPE0.8号を基準にしています。使っているのはシーガー X8 0.8号(Amazonで見る)です。

ショックリーダーは、シーガー 船ハリス 100m 3号(Amazonで見る)をよく使っています。コスパが良くて、100mあるので結び替えもしやすいです。

青物が混じる場所や根が荒い場所では少し太くすることもありますが、まずはPE0.8号、フロロ3号を基準にすると分かりやすいです。

よくある質問

炎月CTでも大鯛は狙えますか?

余裕で狙えます。リールだけで大鯛が決まるわけではありません。ドラグ設定、ロッドの曲げ方、フックの刺さり、ラインの傷チェックの方が大事な場面も多いです。炎月CTでも瀬戸内タイラバには十分対応できます。

オシアコンクエストCTは初心者にはもったいないですか?

もったいないとは思いません。ただ、最初から無理して買う必要もありません。予算に余裕があり、巻き心地や所有感も楽しみたいなら選んでいいリールです。逆に、道具一式をこれから揃えるなら炎月CTの方がバランスを取りやすいです。

HGとPGはどちらが瀬戸内タイラバに向いていますか?

ゆっくり一定速度で巻きたいならPG、回収速度や手返しを重視するならHGが使いやすいです。僕は流し直しが多いミニボート釣行なのでHGを使っています。ただ、巻きが速くなりやすいので、慣れるまでは意識してゆっくり巻く必要があります。

フォールレバーは必須ですか?

必須ではありませんが、あると便利です。特に着底前後の糸ふけを抑えたいときや、フォール中のアタリを意識したいときに使いやすいです。カウンターと合わせると、タイラバの再現性が上がります。

まとめ|瀬戸内タイラバなら炎月CTで始めて、ハマったらオシアコンクエストCTもあり

オシアコンクエストCTと炎月CTを比べると、どちらが正解というより、どこにお金をかけたいかで選び方が変わります。

これから瀬戸内タイラバを始める人、予算を抑えながら必要な機能を揃えたい人、ミニボートで軽く使いたい人には炎月CTが合います。

一方で、巻き心地を大事にしたい人、タイラバを長く続けるつもりの人、ライトジギングや根魚狙いにも少し使いたい人にはオシアコンクエストCTが合いやすいです。

僕はオシアコンクエストCT 200HGを使っています。巻き感、カウンターの見やすさ、回収の速さが気に入っているからです。ただ、最初の1台として炎月CTを選ぶのはかなり良い判断だと思います。

リールで迷いすぎて釣りに行けなくなるのが一番もったいないです。まずは自分の予算と釣行スタイルに合う方を選んで、瀬戸内の潮の中で実際に巻いてみる。それが一番分かりやすいです。

そしてミニボートやゴムボートで出る場合は、リールより先に安全装備も忘れずに。釣れるリールより、安全に帰れる準備が優先です。

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