ライブエンペラーを初めて見たとき、「これは釣れたら絶対楽しいやつやん!」と思いました。
イカのようなシルエットに、タイラバのネクタイを組み合わせる独特なルアー。普通のタイラバとは見た目も動きも違うので、使う前からワクワクするタイプのルアーです!
ただ、実際に瀬戸内海のミニボートタイラバで使ってみると、通常のタイラバと同じ感覚でずっと投げ続けるルアーというより、状況を見て投入すると面白い一発狙いの選択肢だと感じました。
この記事では、ライブエンペラーを実際に使って感じたことをもとに、通常タイラバとの違い、使い方、良かった点、気になった点をまとめます。
- ライブエンペラーはどんなルアーなのか
- 通常タイラバと何が違うのか
- 瀬戸内タイラバで使うならどんな場面が合うのか
- 初心者にもおすすめできるのか
- 購入前に注意したいポイント
このあたりが気になる方の参考になればうれしいです。
ライブエンペラーとは?イカ型ジグにタイラバ要素を足したルアー

ライブエンペラーは、イカのようなシルエットをしたジグに、タイラバのネクタイを組み合わせて使えるルアーです。
通常のタイラバは、丸いヘッドにネクタイとフックを組み合わせる形が基本ですが、ライブエンペラーはボディ自体に存在感があります。
そのため、水中でのアピールはかなり強めです。
- イカのような大きめのシルエット
- フォール中の不規則な動き
- ネクタイの波動
- 巻いたときの独特な泳ぎ
- 見た目のインパクト
特に「普通のタイラバに反応が薄い」「何か違うものを見せたい」という場面では、通常タイラバとは違うアプローチができます。
一方で、シルエットが大きいぶん、いつでも万能という感じではありません。小さいアタリを数多く拾いたいときは、普通のタイラバの方が使いやすい場面もあります。
今回使ったライブエンペラーのタックル構成

今回、瀬戸内海のミニボートタイラバでライブエンペラーを使ったときのタックル構成は以下のとおりです。
| 項目 | 使用タックル |
|---|---|
| ロッド | シマノ 炎月SS B69ML-S |
| リール | シマノ オシアコンクエストCT 200HG |
| ライン | PE 0.8号 |
| リーダー | フロロカーボン 3号 |
| ルアー | ライブエンペラー 60g ラスタオレンジ |
| ネクタイ | START デッカーリー つぶつぶオレンジ |
ライブエンペラーは、通常のタイラバヘッドと比べるとボディの抵抗を感じやすいです。
そのため、柔らかすぎるロッドや巻きの弱いリールだと、少し扱いにくく感じるかもしれません。
個人的には、瀬戸内のタイラバで使うなら、MLクラス前後のタイラバロッドに、巻き感が安定したベイトリールを合わせると使いやすいと感じました。
今回使ったオシアコンクエストCT 200HGは、巻き感がかなり安定しているので、ライブエンペラーのように抵抗があるルアーでも安心感がありました。
関連記事:オシアコンクエストCT200HGをタイラバで使った実釣インプレ
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ライブエンペラーと通常タイラバの違い
ライブエンペラーを使って一番感じたのは、通常タイラバとは魚への見せ方が違うということです。
普通のタイラバは、ヘッドとネクタイの組み合わせでナチュラルに誘う釣りです。一方でライブエンペラーは、イカ型のボディがあるので、シルエットの主張が強くなります。
| 比較項目 | ライブエンペラー | 通常タイラバ |
|---|---|---|
| シルエット | 大きくて目立つ | 比較的ナチュラル |
| アピール力 | 強め | 組み合わせ次第 |
| アタリの数 | 状況によっては少なめ | 安定して拾いやすい |
| 一発感 | 強い | 安定型 |
| 扱いやすさ | やや抵抗を感じる | 初心者でも扱いやすい |
| 向いている場面 | 大きい魚を狙いたいとき | まず1匹釣りたいとき |
ながた的には、ライブエンペラーは「最初から最後まで投入し続けるルアー」というより、普通のタイラバで反応が薄いときや、大きい魚を狙いたいタイミングで入れるルアーという印象です。
もちろん、ライブエンペラーでも普通に巻いて釣れます。ただ、アタリの数だけを見ると、通常タイラバの方が多い場面もありました。
その代わり、ライブエンペラーは「これで食ってきたら面白い」という釣りの楽しさがあります。釣果だけでなく、釣趣もかなり強いルアーです。
ライブエンペラーの使い方は基本的に落として巻くだけ
ライブエンペラーは見た目こそ特殊ですが、使い方はそこまで難しくありません。
基本はタイラバと同じで、底まで落として、一定速度で巻くだけです。
まずは普通のタイラバと同じように巻く
最初は難しいことをせず、通常のタイラバと同じように使うのがおすすめです。
- 底まで落とす
- 着底したらすぐ巻き始める
- 一定速度で巻く
- アタリがあっても慌てて合わせない
- 重みが乗ったらそのまま巻き続ける
ライブエンペラーはボディの抵抗があるので、巻きがブレると少し重たく感じます。
そのため、速く巻くよりも、まずは一定速度で丁寧に巻く方が使いやすいです。
底付近を丁寧に探る
今回使っていて良かったのは、底付近を丁寧に巻く使い方です。
ライブエンペラーはシルエットが大きいので、魚に見つけてもらいやすい反面、違和感を与える可能性もあります。
そのため、着底後すぐに巻き始めて、底から数メートルを丁寧に通すイメージで使いました。
タイラバと同じように、アタリが出ても即合わせせず、魚が反転して重みが乗るまで巻き続ける方がフッキングしやすいと感じました。
たまに軽く誘いを入れるのもあり
基本はただ巻きでいいですが、反応がないときは軽くロッドを動かして見せ方を変えるのもありです。
ただし、強くしゃくり続ける必要はないと思います。瀬戸内のタイラバで使うなら、あくまでタイラバの延長として、軽く変化をつけるくらいが使いやすいです。
推測ですが、通常タイラバに見慣れている魚に対して、ライブエンペラーのシルエットやフォールの違いが効く場面があるのかもしれません。
実釣で感じたライブエンペラーの良かった点

普通のタイラバとは違うアピールができる
ライブエンペラーの一番の強みは、やはり見た目です。
イカのようなボディにネクタイが付くので、通常タイラバとはまったく違うシルエットで魚に見せることができます。
普通のタイラバを流していて反応が悪いとき、「少し違うものを入れてみよう」と思える選択肢があるのは大きいです。
特に、ミニボートでは持ち込めるタックルやルアーの数が限られるので、役割がはっきりしたルアーは使いやすいです。
掛かればいい魚が出そうな期待感がある
ライブエンペラーはシルエットが大きめなので、小さい魚を数釣るというより、良型を狙う雰囲気があります。
もちろん、大きいルアーだから必ず大きい魚が釣れるわけではありません。
ただ、実際に使っていると「これで食ってくる魚は良さそう」と感じるルアーです。
釣果だけを求めるなら通常タイラバの方が安定する場面もありますが、ライブエンペラーには一発を狙いたくなる魅力があります。
釣り人側のテンションが上がる
これはかなり大事だと思っています。
ライブエンペラーは、タックルボックスから出した時点で楽しいルアーです。
「このルアーで釣りたい」と思える道具は、釣りを続けるモチベーションになります。
普通のタイラバで釣れるのももちろん楽しいですが、見た目にクセのあるルアーで真鯛が釣れると、記憶に残る1匹になりやすいです。
ライブエンペラーの気になった点・デメリット
通常タイラバよりアタリの数は少ない場面がある
ライブエンペラーはアピールが強いぶん、状況によっては通常タイラバよりアタリが少なく感じることがあります。
実際に使っていても、細かいアタリを拾う力は通常タイラバの方が上だと感じる場面がありました。
特に、真鯛の活性が低い日や、小さいアタリを丁寧に拾っていく展開では、シンプルなタイラバの方が釣りやすいこともあります。
なので、ライブエンペラーだけで押し通すより、通常タイラバと使い分ける方が現実的です。
巻き抵抗はやや大きい
ライブエンペラーはボディがあるぶん、普通のタイラバより巻き抵抗を感じます。
潮が速い日や、水深がある場所では、重さや抵抗が気になる可能性があります。
瀬戸内海は潮がよく動くエリアも多いので、潮が速すぎるタイミングでは無理に使わず、通常タイラバに戻す判断も必要です。
初心者が最初の1個に選ぶルアーではないかも
ライブエンペラーは面白いルアーですが、タイラバ初心者が最初に買う1個としては少しクセがあります。
まずは普通のタイラバで、底取り、巻き速度、アタリの出方を覚える方が釣果にはつながりやすいです。
そのうえで、次の一手としてライブエンペラーを入れると、より楽しめると思います。
関連記事:タイラバ初心者が最初に買うべき道具
ライブエンペラーを投入したいタイミング

ライブエンペラーは、常に使うというより、投入するタイミングを選ぶと活きるルアーだと感じました。
普通のタイラバで反応が薄いとき
通常タイラバを流しても反応が薄いときは、ライブエンペラーのようにシルエットが違うルアーを入れる価値があります。
魚がいるのに口を使わないような状況で、見せ方を変えるイメージです。
ただし、ライブエンペラーに変えたから必ず釣れるわけではありません。あくまで選択肢の一つとして考えるのがよいです。
良型を狙いたいとき
小さいアタリをたくさん取るより、良型の真鯛を狙いたいときにもライブエンペラーは面白いです。
イカを意識している魚がいるのかは未確認ですが、シルエットの大きさと存在感は通常タイラバとは違います。
「ここで大きい魚が出そう」というポイントやタイミングで入れると、釣りとしてもかなり楽しいです。
釣りに変化をつけたいとき
タイラバは基本的に落として巻く釣りなので、長時間続けていると少し単調に感じることもあります。
そんなときにライブエンペラーを入れると、釣りの雰囲気が変わります。
見た目が違うだけでも気分転換になりますし、「これで釣れたら面白い」と思いながら巻けるのは大きな魅力です。
ライブエンペラーに合わせるネクタイ
今回合わせたのは、STARTのデッカーリーです。
ライブエンペラー自体が目立つルアーなので、ネクタイもある程度存在感があるものを合わせると、ルアー全体のまとまりが出るように感じました。
ただし、アピールを強くしすぎると魚に嫌がられる可能性もあります。
反応が悪いときは、ネクタイを少し細めにしたり、カラーをナチュラル寄りにしたりして調整してもよさそうです。
瀬戸内タイラバでは、オレンジ系は使いやすいカラーだと感じています。今回もラスタオレンジ系のボディに、つぶつぶオレンジのネクタイを合わせました。
関連記事:タイラバのネクタイ色の選び方
ライブエンペラーがおすすめな人
実際に使ってみて、ライブエンペラーは以下のような人に合うルアーだと思いました。
- 普通のタイラバとは違うルアーを試したい人
- 良型の真鯛を狙いたい人
- 見た目や使って楽しいルアーが好きな人
- タイラバの次の一手を探している人
- 瀬戸内のミニボート釣行で一発狙いの選択肢を持っておきたい人
特に、すでに普通のタイラバである程度釣っていて、「次は少し違う釣り方を試したい」という人には面白いと思います。
タックルボックスに1つ入れておくと、釣りの幅が広がります。
ライブエンペラーをおすすめしにくい人
逆に、以下のような人には最初の選択肢としてはおすすめしにくいです。
- タイラバ初心者で、まず1匹釣ることを優先したい人
- 軽い巻き心地のルアーが好きな人
- アタリの数をできるだけ多く出したい人
- 根掛かりが多いポイントで使いたい人
- シンプルな仕掛けだけで釣りたい人
ライブエンペラーは楽しいルアーですが、万能ではありません。
まずは通常タイラバを軸にして、そこにライブエンペラーを追加する方が失敗しにくいです。
ライブエンペラーを使うときの注意点
ライブエンペラーを使うときは、いくつか注意したいポイントがあります。
重量は釣り場に合わせて選ぶ
瀬戸内海のミニボートタイラバでは、潮の速さや水深によって必要な重さが変わります。
今回の記事では60gを使っていますが、商品リンクを貼る場合は40gと60gを間違えないように注意してください。
水深や潮が合わない重さを選ぶと、底取りがしにくくなったり、流されすぎたりします。
購入前には、普段自分が使っているタイラバの重さを基準に選ぶのがおすすめです。
ちなみに、今回60gを使用してみましたが、水深30mくらいまでなら40gの方が使いやすいように感じました。シルエットも少し小さくなるので、40gにした方が当たりも多かったかもしれません。
潮が速すぎると扱いにくい
ライブエンペラーは通常タイラバより抵抗を感じやすいので、潮が速いときは扱いにくくなることがあります。
底取りがわかりにくいときや、巻きが重すぎるときは、無理に使い続けず通常タイラバに戻すのもありです。
ミニボート釣行では、釣果よりも安全が優先です。風や潮が強くて釣りがしにくい日は、早めに移動や中止の判断をしてください。
根掛かりが多い場所では慎重に使う
ライブエンペラーはボディの存在感があるルアーなので、根掛かりが多い場所で雑に使うとロストが怖いです。
岩礁帯や急なかけ上がりを攻めるときは、底を取りすぎず、着底後すぐに巻き始める意識が大切です。
購入するなら重量とカラーを確認しておく
ライブエンペラーを購入する場合は、重量とカラーを確認してから選ぶのがおすすめです。
今回使ったのはラスタオレンジ系のカラーです。瀬戸内タイラバではオレンジ系を使う場面が多いので、個人的にも選びやすいカラーでした。
ただし、釣り場の水深、潮の速さ、普段使っているタイラバの重さによって、合う重量は変わります。
商品リンクを入れる場合は、実際に使った重さとリンク先の重さがズレないように確認してください。
ライブエンペラーが気になる方は、まずは普段使っているタイラバに近い重さから試してみると使いやすいと思います。
よくある質問
ライブエンペラーは初心者でも使えますか?
使うこと自体は難しくありません。基本はタイラバと同じように、落として巻くだけです。
ただし、通常タイラバより少し抵抗を感じやすいので、タイラバ初心者が最初の1個として選ぶなら、まずは普通のタイラバから始める方が無難です。
ライブエンペラーは通常タイラバより釣れますか?
一概に通常タイラバより釣れるとは言えません。
実際に使った感覚では、アタリの数は通常タイラバの方が多い場面もありました。ただ、ライブエンペラーにしか反応しない魚がいる可能性もあるので、使い分ける価値はあります。
どんな場面でライブエンペラーを使うのがおすすめですか?
普通のタイラバで反応が薄いとき、良型を狙いたいとき、釣りに変化をつけたいときにおすすめです。
最初から最後まで使い続けるより、ここぞという場面で投入する方が使いやすいと感じました。
ネクタイは何を合わせればいいですか?
基本的には、既存でついているネクタイユニットでいいと思います。
しかし、今回はSTARTのデッカーリーを合わせました。なんとなく既存ユニットよりもネクタイの動きがいいような気がしました。
ライブエンペラー自体が目立つルアーなので、まずはオレンジ系など瀬戸内タイラバで使いやすいカラーから試すと選びやすいです。
ライブエンペラーはミニボートでも使いやすいですか?
使えます。ただし、潮が速い日や風が強い日は、通常タイラバより扱いにくく感じる可能性があります。
ミニボートでは安全が最優先なので、風や潮が強いときは無理に使わず、釣りやすいルアーに戻す判断も大切です。
まとめ:ライブエンペラーは釣果だけでなく釣趣も楽しめるルアー

ライブエンペラーは、通常タイラバとは違うシルエットと動きで魚にアピールできる面白いルアーです。
実際に瀬戸内海のミニボートタイラバで使ってみると、万能というよりは、状況を見て投入したい一発狙いの選択肢だと感じました。
- 普通のタイラバとは違うアピールができる
- 良型狙いのタイミングで使いたくなる
- 見た目が楽しく、釣り人のテンションが上がる
- 通常タイラバよりアタリが少ない場面もある
- 巻き抵抗があるのでタックルとの相性も大事
数釣りだけを考えるなら、普通のタイラバの方が安定する場面もあります。
でも、「このルアーで釣りたい」と思わせてくれる魅力は、ライブエンペラーならではです。
瀬戸内タイラバで、いつものタイラバとは違う一手を持っておきたい方は、タックルボックスに1つ入れておくと面白いと思います。
YouTubeもチェック!
実際の使用感は動画でも確認することができます!文字だけではわからないこともありますので、ぜひチェックしてみてください1

